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2019年度 シラバス情報表示画面 (R43201)
■科目名
企業法概説 (4単位)
企業法概説 (4単位) [LAWP322]
■教員名
加賀 讓治 (カガ ジヨウジ)
科目名の後ろに水色で表示しているものは科目ナンバリングです
■開講期 秋期
■テーマ
企業法の基礎的な研究
■授業概要
 「企業法概説」は,企業法すなわち商法・会社法・金融商品取引法等を対象とします。特に「商法総則・商行為法」を中心に講義します。
 企業法を学ぶことは、現代経済社会の変化を学ぶことに通じます。「変えてはならない」法理念と「変えなければならない」法制度がどのようなものであるのか、一緒に考えてみましょう。
毎回の講義の前には、かならず教科書の該当箇所を読んだ上で、講義に出るようにして下さい。その回で使用するPPTや判例は授業開始1時間前から授業終了後1時間後までポータルサイトに掲示します。印刷物は配布しません。
■到達目標
(1) 今後企業法を学ぶに際して、商法総則・商行為法の基礎的な概念や内容の正確な理解をする。「企業法」の基本的な条文の解釈ができるようになることを目標にします。
(2)現代企業の実態を把握し、企業規制のあり方に関心をもてるようになる。(3)少なくとも週に2回は日本経済新聞を読む習慣をつけることを目標にします。
■共通科目または各学部ラーニング・アウトカムズとの関係
わが国の法制度・政治制度の基礎となる価値観や基本原則を正確に理解しており、法律上または政策上の問題に対して具体的で的確な判断ができる能力
社会が直面する法律上または政策上の課題がいかなる性質のものかを正確に特定・分析し、そしてその解決のためにはいかなる選択肢がありうるのかを見極め、課題解決の方法を考え出し、わかりやすく伝えることができる能力
英語および第2外国語を学修し、諸外国の様々な価値観や利害の異なる他者の多様な見解を理解するとともに、意見の異なる他者との議論を通じ、コンセンサスを得るための努力をすることができる能力
身につけた知識を総合的に活用し、社会の中の新たな課題にそれらを適用し、創造的なアイデアを通してその課題を解決する方法を考えることができる能力
■授業計画・内容
回数 内容
1回目 講義内容
企業法基礎講座Ⅰ-はじめに
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
2回目 講義内容
企業法基礎講座Ⅱ-企業法の歴史
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
3回目 講義内容
企業法基礎講座Ⅲ-企業法群の役割
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
4回目 講義内容
商法・企業法の意義、企業の社会的責任
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
5回目 講義内容
商法の法源
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
6回目 講義内容
商人・商行為の体系Ⅰ
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
7回目 講義内容
商人・商行為の体系Ⅱ
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
8回目 講義内容
信用組合の商人性
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
9回目 講義内容
商人適格と商人資格の得喪
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
10回目 講義内容
企業組織の種類と機能
事前事後
学習の内容など
ミニテスト準備
11回目 講義内容
ミニテスト
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
12回目 講義内容
営業譲渡
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
13回目 講義内容
商法の理念
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
14回目 講義内容
企業の商号
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
15回目 講義内容
名板貸制度
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
16回目 講義内容
名板貸制度とテナント契約
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
17回目 講義内容
フランチャイズ契約
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
18回目 講義内容
フランチャイズ契約の判例
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
19回目 講義内容
商業使用人
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
20回目 講義内容
商業登記
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
21回目 講義内容
商業登記の判例
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
22回目 講義内容
商行為の特則Ⅰ
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
23回目 講義内容
商行為の特則Ⅱ
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
24回目 講義内容
問屋営業
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として教科書の該当箇所を読む。
25回目 講義内容
場屋営業
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として合同会社の概要を調べる。
26回目 講義内容
会社法Ⅰ 
合同会社に見る日本経済社会
会社の中でも、最近採用数も伸びてきた合同会社について学びましょう。合同会社と株式会社は、どう異なるのでしょうか。会社制度の未来は?
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として会社の政治献金について考えてくる。
27回目 講義内容
会社法Ⅱ 会社の営利性・公共性と政治性
会社が寄付をすることは認められるか。会社が一つの政党に「献金」することは認められるか。そして、この問題に対する各国の態度は? 会社による政治献金問題
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として会社形態を調べる。
28回目 講義内容
会社法Ⅲ  近年の株式会社形態  
代表的な4つの株式会社の機関構成、上場会社とは何か。監査役会設置会社、指名委員会等設置会社、監査等委員会設置会社
事前事後
学習の内容など
◆次回の予習として、過去の企業不祥事を調べる。
29回目 講義内容
会社法Ⅳ コーポレート・ガバナンス
株主有限責任のもつ意味、株式会社が法人である意味。不祥事の絶えない企業社会、ガバナンス(統治)が問われ続ける現状と課題。
事前事後
学習の内容など
定期試験の準備
30回目 講義内容
振り返り
授業アンケート
事前事後
学習の内容など
定期試験の準備
■評価・試験方法
種別 割合 評価基準
定期試験
80%
論述式
中間試験
 
 
レポート
 
 
実技・作品等
 
 
日常点(小テスト・課題等)
20%
ミニテストを実施。
その他
 
 
■評価方法: ABC評価
■教科書
 1.加賀譲治著『企業法概説』創価大学通信教育部 2,000円
■参考書

  必要な資料は適宜印刷して配布します。
参考文献は授業時に紹介します。
なお、六法は必需書です。  
■履修上のアドバイス
※毎週の授業に必要な学習時間(小テスト、レポート、課題など): 2時間
■アクティブラーニング実施の有無
あり
- グループワーク
■授業や自主学習支援にICTを活用するかどうかの有無
あり
- ポータルサイト(フォーラム、アンケート)を利用
■課題(中間試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける。
■授業で使用する言語
日本語
■履修するために必要な語学スコア基準
特にありません。
■担当者のプロフィール
32歳より法学部専任教員に就任。2003年に博士(法学)。
創価大学法学部出身(3期生)
八王子市在住
■定員ならびに履修者選抜方法
特にありません。企業就職の可能性のある学生は履修することを勧めます。

 


     直リンクURL:  https://plas.soka.ac.jp/csp/plas/slb.csp?nd=2019&sm=2&mk=11&lc=93122