◎ | わが国の法制度・政治制度の基礎となる価値観や基本原則を正確に理解しており、法律上または政策上の問題に対して具体的で的確な判断ができる能力 |
社会が直面する法律上または政策上の課題がいかなる性質のものかを正確に特定・分析し、そしてその解決のためにはいかなる選択肢がありうるのかを見極め、課題解決の方法を考え出し、わかりやすく伝えることができる能力 | |
英語および第2外国語を学修し、諸外国の様々な価値観や利害の異なる他者の多様な見解を理解するとともに、意見の異なる他者との議論を通じ、コンセンサスを得るための努力をすることができる能力 | |
身につけた知識を総合的に活用し、社会の中の新たな課題にそれらを適用し、創造的なアイデアを通してその課題を解決する方法を考えることができる能力 |
回数 | 内容 | |
1回目 | 講義内容 |
ガイダンス 刑事手続の流れ
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事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.1-9
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2回目 | 講義内容 |
刑事手続の流れ・捜査
刑事手続全体の流れのうち、捜査を中心として説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.47-51/事後学習:授業内容を復習する。
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3回目 | 講義内容 |
刑事手続の流れ・公訴提起と公判
刑事手続全体の流れのうち、公訴提起(起訴)と公判(特に証拠法)について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.167-171、295-298、304-306、310-313、367-372/事後学習:授業内容を復習する。
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4回目 | 講義内容 |
刑事手続の流れ・裁判・上訴
刑事手続全体の流れのうち、裁判、上訴について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.381-402/事後学習:授業内容を復習する。
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5回目 | 講義内容 |
刑事手続の流れ・特別手続 小テスト1予定
刑事手続全体の流れのうち、再審、特別上告などの特別手続について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.407-413/事後学習:授業内容を復習する。
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6回目 | 講義内容 |
捜査の意義・捜査機関
犯罪の捜査をする機関の種類(検察官、検察事務官、警察官)とその相互の関係について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.15-17、47-51/事後学習:授業内容を復習する。
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7回目 | 講義内容 |
捜査の端緒
捜査のきっかけとなるものについて説明します。特に、刑訴法と特別法に規定されている、検視、自首、告訴、告発、請求、職務質問、自動車検問を中心に説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.51-66/事後学習:授業内容を復習する。
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8回目 | 講義内容 |
強制処分法定主義・令状主義、捜査比例の原則、任意捜査と強制捜査 小テスト2予定
捜査のうち、任意手段を用いるものと強制手段を用いるものについて説明し、併せて任意手段と強制手段の基準について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.66-72/事後学習:授業内容を復習する。
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9回目 | 講義内容 |
逮捕・勾留(1)
逮捕の意義、種類、勾留の意義、被疑者勾留と被告人勾留の差異について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.72-90/事後学習:授業内容を復習する。
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10回目 | 講義内容 |
逮捕・勾留(2) 小テスト3予定
逮捕前置主義、別件逮捕・勾留、一罪一逮捕一勾留等の逮捕勾留に関する諸問題について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.91-99/事後学習:授業内容を復習する。
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11回目 | 講義内容 |
捜索・押収(1)
令状による捜索・差押えの意義、捜索場所・差押物の特定などについて説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.100-107/事後学習:授業内容を復習する。
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12回目 | 講義内容 |
捜索・押収(2) 小テスト4予定
別件捜索・差押え、令状の執行、逮捕に伴う捜索・差押え等について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.107-123/事後学習:授業内容を復習する。
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13回目 | 講義内容 |
検証・鑑定処分・通信の傍受
検証・鑑定処分、通信の傍受の意義について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.126-145/事後学習:授業内容を復習する。
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14回目 | 講義内容 |
被疑者の取り調べ・被疑者の防御・捜査の終結 小テスト5予定
被疑者の取り調べの法的性質、被疑者の防御、特に弁護人依頼権、接見交通権、証拠保全請求権について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.145-166/事後学習:授業内容を復習する。
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15回目 | 講義内容 |
14回目授業までの補足・まとめ
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事前事後 学習の内容など |
14回目授業までの復習をする。
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16回目 | 講義内容 |
中間試験
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事前事後 学習の内容など |
15回目までの授業の復習をする。
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17回目 | 講義内容 |
裁判所
裁判所の種類、裁判官の種類、管轄、関連事件の管轄、管轄の問題、裁判所の構成、裁判員裁判、除斥・忌避・回避について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.11-14、199-213/事後学習:授業内容を復習する。
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18回目 | 講義内容 |
被告人・弁護人/公訴提起(1)
当事者能力、訴訟能力、被告人の確定、弁護人の役割について説明します。 訴追の原則、協議・合意制度、起訴状の記載事項、公訴事実と訴因、訴因の特定について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.17-34、167-182/事後学習:授業内容を復習する。
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19回目 | 講義内容 |
公訴提起(2)
訴因の予備的・択一的記載、起訴状一本主義、公訴提起の効果、訴訟条件、訴訟条件と訴因、公訴時効について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.182-199/事後学習:授業内容を復習する。
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20回目 | 講義内容 |
公訴提起(3) 小テスト6予定
訴因の変更、訴因の拘束力、訴因の変更命令について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.274-289/事後学習:授業内容を復習する。
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21回目 | 講義内容 |
公訴提起(4)
公訴事実の同一性について説明するほか、公訴提起に関する重要事項について再確認します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.288、289および訴因と公訴事実に関する事項の復習/事後学習:授業内容を復習する。
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22回目 | 講義内容 |
公判手続(1) 小テスト7予定
証拠開示、公判前整理手続の意義、予断排除原則との関係、起訴後の強制処分について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.215-247/事後学習:授業内容を復習する。
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23回目 | 講義内容 |
公判手続(2)
公判期日の手続、被害者の権利保護(被害者参加制度など)、証拠調べ、刑事免責、簡易公判手続、即決裁判について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.35-45、248-273、415-419/事後学習:授業内容を復習する。
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24回目 | 講義内容 |
証拠法総説(1) 小テスト8予定
証拠裁判主義、証明、厳格な証明と自由な証明、証明の必要、挙証責任について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.295-304/事後学習:授業内容を復習する。
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25回目 | 講義内容 |
証拠法総説(2)
挙証責任の転換、証拠の意義、証拠能力について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp305-317/事後学習:授業内容を復習する。
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26回目 | 講義内容 |
自白の証拠能力・証明力・共同被告人の供述 小テスト9予定
自白の証拠能力、補強法則、共犯者の自白と補強証拠について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.317-320、369-372、376-378/事後学習:授業内容を復習する。
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27回目 | 講義内容 |
伝聞証拠、非伝聞
伝聞法則、非伝聞について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.323-328/事後学習:授業内容を復習する。
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28回目 | 講義内容 |
伝聞の例外、違法収集証拠排除法則(1) 小テスト10予定
伝聞法則の例外のポイントと違法収集証拠排除法則について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.329-354、357-367/事後学習:授業内容を復習する。
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29回目 | 講義内容 |
違法収集証拠排除法則(2)、裁判
違法収集証拠排除法則、裁判について説明します。 |
事前事後 学習の内容など |
予習範囲:pp.357-367、381-393/事後学習:授業内容を復習する。
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30回目 | 講義内容 |
全体のまとめ。 授業アンケート
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事前事後 学習の内容など |
予習範囲:/事後学習:授業内容を復習する。講義内容の確認
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種別 | 割合 | 評価基準 |
定期試験 |
35% | |
中間試験 |
35% | |
レポート |
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実技・作品等 |
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日常点(小テスト・課題等) |
30% | 小テスト3点×10回=30点 小テストの点数は、日常点として扱うため、再試験はありません。 |
その他 |