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2019年度 シラバス情報表示画面 (TK1701)
■科目名
工業簿記 (2単位) [BUSI222]
■教員名
前田 清隆 (マエダ キヨタカ)
科目名の後ろに水色で表示しているものは科目ナンバリングです
■開講期 秋期
■テーマ
製造業の原価計算及び簿記
■授業概要
 製造企業における簿記を学習します。
次の順序で学習を進めてください。
①テキストの授業予定箇所を読み、理解に務めて疑問点を明確にして授業に臨む。
②授業では予定箇所を受講し、計算問題も解く。
③未解決の用意した疑問点、新たな疑問点を質問する。
④ワークブックの問題を各自で解いて復習する。
■到達目標
 工業における一連の原価計算と会計処理及び財務諸表作成手続を説明することが出来ます。また、これらの手続を適用して原価計算、仕訳、勘定記入、決算整理記入、財務諸表作成に至る一連の経理能力を実行することが出来ます。
 これらの能力は、日商簿記検定試験2級の工業簿記問題(100点中40点部分)において合格点をとることにより測定出来ます。
 可能なかぎり、株式会社簿記(商業簿記60点部分に対応)を同時履修することにより日商簿記検定試験2級に合格することを希望します。
■共通科目または各学部ラーニング・アウトカムズとの関係
社会へ貢献する意志を有し、人間主義経営の理念と社会的責任を理解・習得している
現代経営に必要な基礎的知識を有し、経営の仕組みを理解して、その知識やスキルを習得している
社会的課題に関心をもち、自らもそれを発見して、他者に的確に伝える能力がある
その課題の中にある人間や社会にとっての意味や価値を洞察し問題解決能をする能力がある
ビジネス英語の基礎的知識・コミュニケーション能力を有し、ビジネスや社会で活用する能力がある
多様性を受容する力を持ち、世界市民としてグローバルな視野で他者と協働する能力がある
問題解決に必要な情報を自ら収集・分析し、論理的に探究しながら、価値を創造してゆく能力がある
チームで主体的・能動的に活動し、ディスカッションなどを通じて様々な資源や知見を統合する能力を身につけている
■担当する授業科目に関連した実務経験を有しているか、もしくは実務経験者が指導に関わっているか
はい
■担当教員の実務経験の内容
 公認会計士として多くの製造業を監査し、指導した。
■実務経験に関連する授業内容
製造業の原価計算の原理を実務と関連づけて講義する。
■授業計画・内容
回数 内容
1回目 講義内容
ガイダンス/工業簿記とは何か
事前事後
学習の内容など
特に必要ありません。
2回目 講義内容
工業簿記の仕組み
事前事後
学習の内容など
第1章~第2章を読んでくること。
3回目 講義内容
材料費計算
事前事後
学習の内容など
第3章を読んでくること。
4回目 講義内容
労務費計算、経費計算
事前事後
学習の内容など
第4章~第5章を読んでくること。
5回目 講義内容
製造間接費計算
事前事後
学習の内容など
第6章を読んでくること。
6回目 講義内容
部門費計算
事前事後
学習の内容など
第7章を読んでくること。
7回目 講義内容
個別原価計算
事前事後
学習の内容など
第8章を読んでくること。
8回目 講義内容
中間試験
事前事後
学習の内容など
第1章~第8章から3問出題するので、計算問題を解いてくること。
9回目 講義内容
総合原価計算(期末仕掛品の評価)
事前事後
学習の内容など
第9章の前半を読んでくること。
10回目 講義内容
総合原価計算
事前事後
学習の内容など
第9章の後半を読んでくること。
11回目 講義内容
標準原価計算
事前事後
学習の内容など
第10章を読んでくること。
12回目 講義内容
原価、営業量、利益関係の分析
事前事後
学習の内容など
第11章を読んでくること。
13回目 講義内容
原価予測。直接原価計算
事前事後
学習の内容など
第12章~第13章の前半を読んでくること。
14回目 講義内容
直接原価計算
事前事後
学習の内容など
第13章の後半を読んでくること。
15回目 講義内容
製品の受払い、営業費計算、工場会計の独立
事前事後
学習の内容など
第14章~第16章を読んでくること。
■評価・試験方法
種別 割合 評価基準
定期試験
40%
 
中間試験
40%
 
レポート
 
 
実技・作品等
 
 
日常点(小テスト・課題等)
20%
5回の課題(各4点)
その他
 
 
■評価方法: ABC評価
■教科書
 1.検定簿記講義2級(工業簿記)中央経済社(最新版)
 2.新検定簿記ワークブック2級(工業簿記)中央経済社(最新版)
■参考書

  特に使いません。  
■履修上のアドバイス
●「簿記原理」を修得したか、又は日商簿記検定試験3級に合格したことを前提に講義を行います。
●欠席すると取り返すのが大変です。欠席しないように努力してください。
※毎週の授業に必要な学習時間(小テスト、レポート、課題など): 3時間
■アクティブラーニング実施の有無
なし
■授業や自主学習支援にICTを活用するかどうかの有無
なし
■課題(中間試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
試験やレポート等について、添削、返却をおこなう。
■授業で使用する言語
日本語
■履修するために必要な語学スコア基準
不要です。
■担当者のプロフィール
兵庫県出身。
創価大学経済学部卒。
公認会計士、税理士。
■定員ならびに履修者選抜方法
ありません。

 


     直リンクURL:  https://plas.soka.ac.jp/csp/plas/slb.csp?nd=2019&sm=2&mk=11&lc=94480