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2019年度 シラバス情報表示画面 (TN2702)
■科目名
体育科教育 (2単位)
体育科教育 (2単位) [PRED148]
体育科教育 (2単位) [PRED151]
■教員名
内藤 耕三 (ナイトウ コウゾウ)
科目名の後ろに水色で表示しているものは科目ナンバリングです
■開講期 秋期
■授業概要
体育指導の実践力を磨くべく知識と素養を身につけることを目的とする。授業スタイルは「講義、ディスカッション、実習」とする。講義では小学校体育に関する指導内容、方法、計画、評価に関する解説を行う。教科書と配布資料に則し、現行の指導内容にいたった基本理念や指導上の留意点などについて議論する。実践力を養うためには実際の体育指導を経験しなければならない。このため、数コマにわたって体育施設での実習を行う予定である。実習の後にグループでの振り返りを行う。最終的に、体育教育に関する自身の考えを活発に発信できる力の涵養を目指す。
■到達目標
・小学校体育の学習指導に関する学習内容の概要を正しく理解しているか
・小学校体育の学習指導を適切に行うための計画、指導方略、評価に関する基礎的素養が身についているか(楽しく創造的な体育の授業を行う感性を身につけているか)
上記の能力の習得を目標とする。
■共通科目または各学部ラーニング・アウトカムズとの関係
教育学または心理学に関する基本的な知識及び方法を修得する(知識・理解)
世界の事象を教育的な問題として捉えることができる(知識・理解)
世界の諸問題と自身との関係を考える(考える力)
教育学的・心理学的諸問題の解決方法を構想する(考える力)
教育学的・心理学的諸問題の解決へ向けて取り組む(行為する力)
教育学的・心理学的諸問題の解決へ向け、他者と協働しながら取り組む(行為する力)
絶えず自己の成長を追求する態度を持つ(態度)
他者の成長に対する責任感と倫理性を持つ(態度)
■授業計画・内容
回数 内容
1回目 講義内容
授業計画、教育制度および教育目的
事前事後
学習の内容など

2回目 講義内容
体育科の目標と内容1:教育目標の歴史的変遷
事前事後
学習の内容など
講義の回全てにわたって配布資料の事前学習を必要とする
3回目 講義内容
体育科の目標と内容2:いま求められる体育の教育目標、授業内レポート
事前事後
学習の内容など
「授業内レポート」の準備としての事前学習
4回目 講義内容
すぐれた体育の授業を考える1: 発問とブレインストーミング
事前事後
学習の内容など
5回目 講義内容
すぐれた体育の授業を考える2:教師行動と児童の運動有能感
事前事後
学習の内容など
6回目 講義内容
体育実習1:単元計画と運動領域の構成(導入、展開、まとめの構成論)
事前事後
学習の内容など
7回目 講義内容
体育実習2:ボール運動系「ネット型ゲーム」における導入、展開、まとめ
事前事後
学習の内容など
8回目 講義内容
体育実習3:ボール運動系「ゴール型ゲーム①」における導入、展開、まとめ
事前事後
学習の内容など
9回目 講義内容
体育実習4:ボール運動系「ゴール型ゲーム②」における導入、展開、まとめ
事前事後
学習の内容など
10回目 講義内容
体育実習5:「運動遊び、律動的な運動」の実践と指導(運動指導と模擬授業)
事前事後
学習の内容など
11回目 講義内容
体育実習6:「表現を主目的とする運動」の実践と指導(運動指導と模擬授業)
事前事後
学習の内容など
12回目 講義内容
体育の指導方法に関するディスカッション(運動の分析と観察の視点)
事前事後
学習の内容など
13回目 講義内容
指導案の立案に関する説明とディスカッション(指導案の作成)
事前事後
学習の内容など
14回目 講義内容
すぐれた体育に対する自己省察、同テーマに関するディスカッション
事前事後
学習の内容など
15回目 講義内容
全体の振り返り
事前事後
学習の内容など
■評価・試験方法
種別 割合 評価基準
定期試験
70%
体育科教育に関する知識の妥当性、考察の深化の度合いを問う論述問題
中間試験
 
 
レポート
20%
学習指導案およびその略案の作成
実技・作品等
 
 
日常点(小テスト・課題等)
10%
授業時に行う課題
その他
 
 
■評価方法: ABC評価
■教科書
 1.小学校学習指導要領(平成29年告示)解説「体育編」
■参考書
 1.体育科教育学入門(2010. 大修館書店)
■履修上のアドバイス
日頃より体育科教育に関する報道や書籍に触れる機会を持つことを薦めます。興味の度合いや問題意識の有無が学習効果に影響すると思われます。
※毎週の授業に必要な学習時間(小テスト、レポート、課題など): 2時間
■アクティブラーニング実施の有無
あり
- ディスカッション、ディベート
- グループワーク
■授業や自主学習支援にICTを活用するかどうかの有無
あり
- その他
入手可能な情報の収集と活用を必要とする課題を提示
ICT機器の学習活動推進に関する話題提供
■課題(中間試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
試験やレポート等について、添削、返却をおこなう。
■授業で使用する言語
日本語
■担当者のプロフィール
東京工業大学大学院社会理工学研究科博士後期課修了 博士(工学)
ナショナルストレングス&コンディショニング協会-認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト(NSCA-CSCS)
日本トレーニング指導者協会-上級トレーニング指導者(JATI-AATI)
健康運動指導士

 


     直リンクURL:  https://plas.soka.ac.jp/csp/plas/slb.csp?nd=2019&sm=2&mk=11&lc=94654