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2019年度 シラバス情報表示画面 (TN4802)
■科目名
国語科教育 (2単位)
国語科教育 (2単位) [PRED140]
国語科教育 (2単位) [PRED250]
■教員名
上山 伸幸 (ウエヤマ ノブユキ)
科目名の後ろに水色で表示しているものは科目ナンバリングです
■開講期 秋期
■テーマ
小学校国語科の実践的な指導力の獲得
■授業概要
小学校国語科の指導内容の構成は、〔知識及び技能〕と〔思考力、判断力、表現力等〕からなり、後者には「話すこと・聞くこと」「書くこと」「読むこと」が含まれている。これらの指導においては、国語科教育に関する幅広い知識が必要となる。そのためこの授業では、小学校の国語科教育についての基礎的な知識について学習するとともに、教材研究・学習指導案の作成・模擬授業などを通して、実践的な指導力を獲得することねらう。
■到達目標
・小学校の国語科教育の各領域の指導事項や指導に関する基礎的な知識を理解し、実践的な授業づくりができる。
■共通科目または各学部ラーニング・アウトカムズとの関係
教育学または心理学に関する基本的な知識及び方法を修得する(知識・理解)
世界の事象を教育的な問題として捉えることができる(知識・理解)
世界の諸問題と自身との関係を考える(考える力)
教育学的・心理学的諸問題の解決方法を構想する(考える力)
教育学的・心理学的諸問題の解決へ向けて取り組む(行為する力)
教育学的・心理学的諸問題の解決へ向け、他者と協働しながら取り組む(行為する力)
絶えず自己の成長を追求する態度を持つ(態度)
他者の成長に対する責任感と倫理性を持つ(態度)
■授業計画・内容
回数 内容
1回目 講義内容
国語科の目標と内容―学習指導要領を読む―
事前事後
学習の内容など
第1章
2回目 講義内容
書くことの指導法―インベンション・詩創作―
事前事後
学習の内容など
第3章
3回目 講義内容
文学的文章教材の指導法―「あめ玉」の教材研究―
事前事後
学習の内容など
第4章
4回目 講義内容
文学的文章教材の指導法―「ごんぎつね」の教材研究―
事前事後
学習の内容など
事前の教材研究・発問づくり
5回目 講義内容
文学的文章教材の指導法―「海の命」の教材研究―
事前事後
学習の内容など
事前の教材研究・発問づくり
6回目 講義内容
文学的文章教材の学習指導案作成―「お手紙」を例に―
事前事後
学習の内容など
事前の教材研究・発問づくり
7回目 講義内容
説明的文章教材の指導法―「すがたをかえる大豆」の教材研究―
事前事後
学習の内容など
第5章
8回目 講義内容
説明的文章教材の指導法―「アップとルーズで伝える」の教材研究―
事前事後
学習の内容など
事前の教材研究・発問づくり
9回目 講義内容
説明的文章教材の指導法―「ビーバーの大工事」の教材研究―
事前事後
学習の内容など
事前の教材研究・発問づくり
10回目 講義内容
説明的文章教材の学習指導案作成―「自然のかくし絵」を例に―
事前事後
学習の内容など
事前の教材研究・発問づくり
11回目 講義内容
話すこと・聞くことの指導法―情報機器を活用した話し合いの指導方法―
事前事後
学習の内容など
第2章
12回目 講義内容
文学的文章教材の模擬授業と振り返り―情報機器と教材の活用―
事前事後
学習の内容など
事前の教材研究・発問づくり
13回目 講義内容
説明的文章教材の模擬授業と振り返り―情報機器と教材の活用―
事前事後
学習の内容など
事前の教材研究・発問づくり
14回目 講義内容
書写・漢字・言語事項等の指導法―情報機器と教材の活用―
事前事後
学習の内容など
第6章
15回目 講義内容
授業のまとめ―板書・指導技術・学習指導案について―
事前事後
学習の内容など
教科書の復習
■評価・試験方法
種別 割合 評価基準
定期試験
50%
国語科教育に関する基礎的な知識と実践力をもち、授業づくりについての自分の考えを表現することができる。
中間試験
 
 
レポート
 
 
実技・作品等
 
 
日常点(小テスト・課題等)
50%
毎回の授業内容について主体的に思考し、授業後のリフレクションシートに疑問や気づきを表現することができる。
その他
 
 
■評価方法: ABC評価
■教科書
 1.上山伸幸・石丸憲一(2019)『国語科教育』創価大学通信教育部

 必要に応じて資料を配布する。
■参考書
 1.文部科学省(2017)『小学校学習指導要領解説 国語編』
 2.全国大学国語教育学会編(2009)『新たな時代を拓く 小学校国語科教育研究』学芸図書
 3.中洌正堯監修、長崎伸仁・三津村正和・正木友則編(2017)『アクティブ・ラーニングで授業を変える!「判断のしかけ」を取り入れた小学校国語科の学習課題48』明治図書
 4.長崎伸仁監修、香月正登・上山伸幸編、国語教育探究の会(2018)『対話力がぐんぐん伸びる!文字化資料・振り返り活動でつくる小学校国語科「話し合い」の授業』明治図書
■履修上のアドバイス
授業の進め方については、第1回の授業時に詳しくお伝えします。遅刻等の無いよう、必ず出席してください。
※毎週の授業に必要な学習時間(小テスト、レポート、課題など): 4時間
■アクティブラーニング実施の有無
あり
- ディスカッション、ディベート
■授業や自主学習支援にICTを活用するかどうかの有無
あり
- ポータルサイト(フォーラム、アンケート)を利用
■課題(中間試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける。
■授業で使用する言語
日本語

 


     直リンクURL:  https://plas.soka.ac.jp/csp/plas/slb.csp?nd=2019&sm=2&mk=11&lc=94672