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2020年度 シラバス情報表示画面 (TC0117)
■科目名
演習Ⅰ:法 (2単位)
演習Ⅰ:法 (2単位) [LAWP392]
演習Ⅰ:法 (2単位) [LAWP201]
■教員名
菊地 一樹 (キクチ カズキ)
科目名の後ろに水色で表示しているものは科目ナンバリングです
■開講期 秋期
■テーマ
事例から学ぶ刑法
■授業概要
 本演習は、刑法の分野における理論上・実務上重要な問題の検討を通じて、応用の利く柔軟な法的思考力・事案分析力を身につけることを目標とします。実践的な問題解決能力を獲得するために、演習の内容は、事例問題の検討を中心とします。素材となる事例は、刑法の全体的・体系的理解にとり特に有益なものを担当教員が厳選ないし作成する予定ですが、その際には、演習参加者の関心のあるテーマを適宜取り入れる予定です。また、必要に応じて、最新の刑法判例を検討の対象とし、刑事判例に対する理解を深めることも目的としたいと思います。
 具体的な進行としては、まず担当教員が事前に検討課題(事例)を参加者に配布し、演習の当日までに、事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について各自で検討してきてもらいます。演習では、代表者に、事前に調査・検討した内容を報告(プレゼン)してもらい、それに基づいて、担当教員も含めた全員で議論を進めたいと思います。なお、本演習では、答案作成の機会も設けることで、すぐれた法的文章を作成するための能力の向上も図りたいと考えています。
■到達目標
・刑法総論・各論に関する具体的事例において争点を抽出し、刑法理論を適切に適用して事案へのあてはめを行い、妥当な結論を導けること。
・刑法上の争点について、自身と異なる立場にも配慮しつつ、自分の考える正しい解決方法を論理的かつ説得的に説明できるようになること。
・すぐれた法的文章を作成するための基礎を身につけること。
■共通科目または各学部ラーニング・アウトカムズとの関係
わが国の法制度・政治制度の基礎となる価値観や基本原則を正確に理解しており、法律上または政策上の問題に対して具体的で的確な判断ができる能力
社会が直面する法律上または政策上の課題がいかなる性質のものかを正確に特定・分析し、そしてその解決のためにはいかなる選択肢がありうるのかを見極め、課題解決の方法を考え出し、わかりやすく伝えることができる能力
英語および第2外国語を学修し、諸外国の様々な価値観や利害の異なる他者の多様な見解を理解するとともに、意見の異なる他者との議論を通じ、コンセンサスを得るための努力をすることができる能力
身につけた知識を総合的に活用し、社会の中の新たな課題にそれらを適用し、創造的なアイデアを通してその課題を解決する方法を考えることができる能力
■授業計画・内容
回数 内容
1回目 講義内容
オリエンテーション
事前事後
学習の内容など
六法を準備する。
2回目 講義内容
事例研究(1)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
3回目 講義内容
事例研究(2)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
4回目 講義内容
事例研究(3)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
5回目 講義内容
事例研究(4)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
6回目 講義内容
事例研究(5)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
7回目 講義内容
事例研究(6)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
8回目 講義内容
事例研究(7)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
9回目 講義内容
事例研究(8)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
10回目 講義内容
事例研究(9)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
11回目 講義内容
事例研究(10)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
12回目 講義内容
事例研究(11)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
13回目 講義内容
事例研究(12)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
14回目 講義内容
事例研究(13)
事前事後
学習の内容など
事例の争点や、当該争点をめぐる判例・学説の対立状況、解決のあり方について、手持ちの教科書等を参照して検討してくる。
15回目 講義内容
総合討論
事前事後
学習の内容など
講義で扱った内容全体を見直してくる。講義中に質問時間を設けるので、質問したいことがある場合には、その内容をまとめてくる。
■評価・試験方法
種別 割合 評価基準
定期試験
 
 
中間試験
 
 
レポート
 
 
実技・作品等
 
 
日常点(小テスト・課題等)
100%
個別報告(プレゼン)の内容、質疑やディベートでの発言を総合的に評価します。
その他
 
 
■評価方法: ABC評価
■教科書

 特に指定しません。普段使っている刑法の教科書を使用してください。教科書をどれにすればよいか悩んでいる方には、個別にアドバイスしますので、気軽に相談してください。
■参考書
 1.島田聡一郎・小林憲太郎『事例から刑法を考える〔第3版〕』(有斐閣、2014年)
 2.井田良・佐伯仁志・橋爪隆・安田拓人『刑法事例演習教材〔第2版〕』(有斐閣、2014年)
 3.田中康郎監修・江見健一編集代表『刑事実体法演習』(立花書房、2015年)
 4.安田拓人・島田聡一郎・和田俊憲『ひとりで学ぶ刑法』(有斐閣、2015年)
■履修上のアドバイス
刑法を楽しく学びたい人の履修を歓迎します。
※毎週の授業に必要な事前事後学習時間(小テスト、レポート、課題など): 5時間
■アクティブラーニング実施の有無
あり
- ディスカッション、ディベート
- プレゼンテーション
■授業や自主学習支援にICTを活用するかどうかの有無
あり
- ポータルサイト(フォーラム、アンケート)を利用
■課題(中間試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
授業時間内で講評・解説の時間を設ける。
授業時間に限らず、ポータルシステムの機能や電子メールを利用してフィードバックをおこなう。
試験やレポート等について、添削、返却をおこなう。
■授業で使用する言語
日本語
■担当者のプロフィール
1990年 東京都生まれ
2012年 明治大学法学部(早期)卒業
2014年 早稲田大学法科大学院修了、司法試験合格
2017年 同学大学院法学研究科博士後期課程単位取得退学
その後、早稲田大学法科大学院講師(任期付)を経て、
現在、創価大学法学部講師
博士(法学・早稲田大学)
■定員ならびに履修者選抜方法
定員10名、面接により選抜する。

 


     直リンクURL:  https://plas.soka.ac.jp/csp/plas/slb.csp?nd=2020&sm=2&mk=11&lc=100183