〇 | 人間と社会と文化に関する基礎的教養と専門的学術を修得し、諸事象を精確に理解し、鑑賞し、評価することができる |
母語および外国語を用いて、的確で豊かな自己表現とコミュニケーションを行うことができる | |
◎ | 基礎的・専門的学知に基づいて、新しい知識と表現を創造することができる |
論理的に思考し、適切な方法で情報の取得と処理を行い、物事の的確な判断ができる | |
文化の多様性を尊重しつつ、世界市民として、生命の尊厳と平和を志向する | |
〇 | 学ぶことの意味を理解し、自律的学修者として、目標をもって自己の成長を図る |
人間主義の社会に向かって、他者と協力する姿勢やリーダーシップを発揮する |
回数 | 内容 | |
1回目 | 講義内容 |
授業についてのガイダンス
アメリカ演劇の歴史、特に、ユージン・オニールについて |
事前事後 学習の内容など |
事前にシラバスを読む。
事後にオニールとアメリカ演劇について纏めておく。 |
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2回目 | 講義内容 |
Long Day's Journey into Night
自伝劇について。 |
事前事後 学習の内容など |
事前にオニールの生い立ちから劇作家になった時点までを調べておく。
事後に登場人物の概略について纏めておく。 |
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3回目 | 講義内容 |
Long Day's Journey into Night
Act 1 Act 2 「劇の構造」の分析を中心に |
事前事後 学習の内容など |
事前に配布資料の1幕と2幕の粗筋を読み込んでおく。
事後に社会的階層構造、2幕の重要な台詞を纏めておく。 |
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4回目 | 講義内容 |
Act 3 Act 4 「象徴性」の分析を中心に
ディスカッションを行う。 |
事前事後 学習の内容など |
事前に配布資料の3幕と4幕の粗筋を読み込んでおくことと、「霧」「霧笛」について感じたことを纏めておく。
事後にメアリーとエドモンドにとっての「霧」の共通性を纏めておく。 |
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5回目 | 講義内容 |
『夜への長い旅路』劇作法を纏め講義する。
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事前事後 学習の内容など |
事前に『夜への長い旅路』の粗筋1幕から4幕までを読み込んでおく。これまでの講義で学んだ劇作法を復習しておく。
事後に『夜への長い旅路』が評価された点を纏めておく。 |
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6回目 | 講義内容 |
1920年代のオニール劇作品紹介と分析 その1
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事前事後 学習の内容など |
事前に『地平線の彼方に』『皇帝ジョーンズ』『アンナ・クリスティ』について調べておく。
事後にオニール独自の劇作法について纏めておく。 |
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7回目 | 講義内容 |
1920年代のオニール劇作品紹介と分析 その2
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事前事後 学習の内容など |
事前に『楡の木陰の欲望』『奇妙な幕間狂言』『喪服の似合うエレクトラ』について調べておく。
事後に3作品からオニールの実験性を纏めておく。 |
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8回目 | 講義内容 |
オニール演劇の悲劇性について。
第1回目の確認テスト。 |
事前事後 学習の内容など |
事前に確認テストに向けての準備。
事後に確認テストを振り返り、回答できなかった点を確認しておく。 |
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9回目 | 講義内容 |
オニールを通してアメリカ演劇(特に、リアリズム劇)について考察する。
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事前事後 学習の内容など |
事前に配布された資料を見ておく。
事後にオニールの実験性とリアリズムについて纏めておく。 |
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10回目 | 講義内容 |
第二次世界大戦後に活躍した、テネシー・ウィリアムズ、アーサー・ミラーの概観。特に、オニールから受け継いだものを考察。
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事前事後 学習の内容など |
事前に『アメリカ文学作家・作品事典』などを参照しておく。
事後にウィリアムズ劇の特性について纏めておく。 |
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11回目 | 講義内容 |
テネシー・ウィリアムズ
A Streetcar Named Desire 「二項対立構造」について ディスカッションを行う。 |
事前事後 学習の内容など |
事前に配布資料と粗筋を読み込んでおく。
事後に登場人物の中から、特にブランチとスタンリーのやり取りについて考える。 |
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12回目 | 講義内容 |
A Streetcar Named Desire 「音響効果」について ミニレポートを提出。
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事前事後 学習の内容など |
事前に配布資料の効果音について考える。
事後に「ブルーピアノ」と「ワルシャワ舞曲」について纏めておく。 |
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13回目 | 講義内容 |
A Streetcar Named Desire 「象徴性」について
ディスカッションを行う。 |
事前事後 学習の内容など |
事前に配布資料にある「象徴性」の中から、「紙提灯」「片道切符」が、どのようにブランチの内面を表現したかを考えておく。
事後にブランチの内面の葛藤を纏めておく。 |
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14回目 | 講義内容 |
オニール演劇とウィリアムズ演劇の比較・分析。
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事前事後 学習の内容など |
事前に今までの配布資料をよく読み、理解しておく。
事後にウィリアムズがオニールから受け継いだリアリズムは何か、また、劇作法において受け継いだものは何かについて纏めておく。 |
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15回目 | 講義内容 |
ウィリアムズ演劇について。
第2回目の確認テスト。 |
事前事後 学習の内容など |
事前に確認テストに向けての準備。
事後に確認テストを振り返り、回答できなかった点を確認しておく。 |
種別 | 割合 | 評価基準 |
定期試験 |
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中間試験 |
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レポート |
50% | レポート提出を行う。 |
実技・作品等 |
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日常点(小テスト・課題等) |
40% | 2回の確認テストを行う。 |
その他 |
10% | 授業内で行うミニレポートなど。 |