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2020年度 シラバス情報表示画面 (TP0701)
■科目名
国文学概論 (2単位)
文学を読む (2単位) [PRED152]
読解・言語活動 (2単位) [PRED361]
■教員名
上山 伸幸 (ウエヤマ ノブユキ)
科目名の後ろに水色で表示しているものは科目ナンバリングです
■開講期 秋期
■テーマ
説明的文章の教材研究と教材開発
■授業概要
 小学校国語科の授業では、話すこと・聞くこと、書くこと・読むこと(文学的文章と説明的文章)の指導が行われる。この授業ではそのうち、説明的文章を読むこと、話すこと・聞くこと、書くことに関する内容を扱う。具体的には、主として小学校の国語教科書に掲載されている説明的文章の教材研究と教材開発を行い、この過程で話す・聞く、書く活動にも取り組む。
■到達目標
 説明的文章を読解するための基礎的な知識・技能を学び、小学校での授業づくりに活かすことができる。
■共通科目または各学部ラーニング・アウトカムズとの関係
教育学または心理学に関する基本的な知識及び方法を修得する(知識・理解)
世界の事象を教育的な問題として捉えることができる(知識・理解)
世界の諸問題と自身との関係を考える(考える力)
教育学的・心理学的諸問題の解決方法を構想する(考える力)
教育学的・心理学的諸問題の解決へ向けて取り組む(行為する力)
教育学的・心理学的諸問題の解決へ向け、他者と協働しながら取り組む(行為する力)
絶えず自己の成長を追求する態度を持つ(態度)
他者の成長に対する責任感と倫理性を持つ(態度)
■授業計画・内容
回数 内容
1回目 講義内容
「ことば」について考える―普段の言語生活の振り返り―
事前事後
学習の内容など
日常の言語生活についての想起
2回目 講義内容
話し合いについて話し合う
事前事後
学習の内容など
日常の話し合いについての想起
3回目 講義内容
説明的文章を読むということについて考える―何のために読むのか―
事前事後
学習の内容など
日常の読む行為についての想起
4回目 講義内容
説明的文章の教材研究―「どうぶつの赤ちゃん」「じどう車くらべ」(小1)―
事前事後
学習の内容など
教材研究・復習
5回目 講義内容
説明的文章の教材研究―「たんぽぽのちえ」(小2)―
事前事後
学習の内容など
教材研究・復習
6回目 講義内容
説明的文章の教材研究―「ありの行列」(小3)―
事前事後
学習の内容など
教材研究・復習
7回目 講義内容
説明的文章の教材研究―「ウナギのなぞを追って」(小4)―
事前事後
学習の内容など
教材研究・復習
8回目 講義内容
説明的文章の教材研究―「天気を予想する」(小5)―
事前事後
学習の内容など
教材研究・復習
9回目 講義内容
説明的文章の教材研究―「イースター島にはなぜ森林がないのか」(小6)―
事前事後
学習の内容など
教材研究・復習
10回目 講義内容
説明的文章を書く―取材・構成―
事前事後
学習の内容など
設定したテーマについての調査
11回目 講義内容
説明的文章を書く―記述・推敲―
事前事後
学習の内容など
設定したテーマについての調査
12回目 講義内容
説明的文章を書く―非連続型テキストについての検討―
事前事後
学習の内容など
設定したテーマについての調査
13回目 講義内容
説明的文章を書く―交流―
事前事後
学習の内容など
設定したテーマについての調査
14回目 講義内容
説明的文章で教える―実践の構想―
事前事後
学習の内容など
設定したテーマについての調査
15回目 講義内容
読解・言語活動についてのまとめ
事前事後
学習の内容など
期末レポートの準備
■評価・試験方法
種別 割合 評価基準
定期試験
 
 
中間試験
 
 
レポート
30%
自らが開発した教材,もしくはそれを活用した授業実践について論理的に説明できている。
実技・作品等
30%
発達段階を考慮した説明的文章教材を独自に開発できている。
日常点(小テスト・課題等)
40%
毎回の授業において主体的に思考し、学んだことや気づいたこと(疑問を含む)をコメントペーパーに記述している。
その他
 
 
■評価方法: ABC評価
■教科書

 授業内容に合わせて適宜配布する。
■参考書
 1.吉川芳則(2017)『論理的思考力を育てる! 批判的読みの授業づくり―説明的文章の指導が変わる理論と方法―』明治図書
■履修上のアドバイス
・毎時間、小グループでの話し合いの時間がありますので、ぜひ積極的に参加してください。
・小学校の教職に関連する授業科目であるため、扱う教材等は小学校の国語教科書に掲載されているものが中心となります。また、期末レポートも上記の理由から小学校での授業づくりを志向したものとなっています。あらかじめご了承ください。
・旧カリキュラムの「文学を読む」もしくは「国文学概論」として履修を希望する場合(2017年度以前入学の学生が該当)は、2020年4月2日の春学期の授業開始前に(秋学期の授業開始前ではなく春学期です)、教員までメールでご連絡ください。
※毎週の授業に必要な事前事後学習時間(小テスト、レポート、課題など): 4時間
■アクティブラーニング実施の有無
あり
- ディスカッション、ディベート
- グループワーク
■授業や自主学習支援にICTを活用するかどうかの有無
あり
- ポータルサイト(フォーラム、アンケート)を利用
- 授業の中でノートPC、タブレットなどのデバイスの利用(必携)
■課題(中間試験やレポート等)に対するフィードバックの方法
フィードバックはおこなわない。
■授業で使用する言語
日本語

 


     直リンクURL:  https://plas.soka.ac.jp/csp/plas/slb.csp?nd=2020&sm=2&mk=11&lc=101280